生活保護の受給は可能？66歳母親、高校生と中学生の子供を抱えるシングルマザーの生活と将来
生活保護の受給は可能？66歳母親、高校生と中学生の子供を抱えるシングルマザーの生活と将来
生活保護に関するご相談ですね。66歳のお母様、高校生のお子様、中学生のお子様との4人暮らしで、経済的な困難に直面されているとのこと、心中お察しいたします。お母様の事故、年金の未納、頼れる親族の不在など、様々な要因が重なり、非常に厳しい状況ですね。この記事では、あなたの置かれている状況を詳しく分析し、生活保護の受給可能性について、具体的なアドバイスをさせていただきます。
まず、生活保護の受給は、単に収入の多寡だけで決まるものではありません。様々な要素が総合的に判断されます。あなたの状況を整理し、どのような対策を講じることができるのか、一緒に考えていきましょう。
生活保護について質問です。現在、66歳になる母,私,高校生の娘,中学生の息子との4人で、生前父が建ててくれた一軒家で暮らしています。(市から借りてる土地に建ってます) 去年母が事故にあい、3ヶ月ほど入院リハビリをして年明けに退院してきました。 現在働きには出れる状況ではないので自宅にいます。 お恥ずかしい話ですが、母は年金をもらえません。国民年金を納めてなかったようです。 私は手取り１７万円＋母子手当を月４万円ほど頂いてます。別れた元旦那さんからの養育費はかなり前に途絶えてしまいました。 私には兄と弟がいます。 兄と母は性格が合わなく喧嘩が絶えない事もあり、ここ数年顔も見てなく連絡もよっぽどの事がない限り取れません。 弟は結婚していて子供もいますが、こちらもお恥ずかしい話、借金を抱えており返済の為節約の日々を送っています。 兄も弟も頼る事が出来ず、毎月カツカツです。 私の少ない貯金も母の入院費でほとんどなくなってしまいました。半年後ぐらいに相手の保険会社から慰謝料が出ますが、さほど金額は大きくないようです。(自転車どうしの事故で過失が五分五分なので) 母は持病もあり毎月の通院はかかせません。月15000円かかります。 事故にあうまではパートをしていたのでなんとかやれていましたが、これから働きに出るのは難しいし、他にも頼れる身内もいません。 私のお給料と母子手当で月２１万円あるので、生活保護を受けるのは厳しいでしょうか？
1. 現状の収入と支出の分析
まず、現在の収入と支出を正確に把握することが重要です。収入については、
- 手取り17万円
- 母子手当4万円
の合計21万円ですね。一方、支出については、
- お母様の通院費15,000円
- 家賃（市からの借地料）
- 食費
- 光熱費
- 通信費
- 学費（高校生のお子様）
- その他生活費
が考えられます。これらの支出を具体的に把握し、家計簿を作成することをお勧めします。家計簿をつけることで、何にどれだけお金を使っているのかを可視化し、無駄な出費を削減するヒントが得られます。
家計簿作成のポイント
- 毎月同じ項目で集計する: 食費、光熱費、交通費など、項目を固定することで、支出の増減を把握しやすくなります。
- レシートや領収書を保管する: 支出の証拠として、必ず保管しましょう。
- 固定費と変動費を区別する: 家賃や保険料などの固定費と、食費や交際費などの変動費を区別することで、節約の優先順位をつけやすくなります。
- 記録は細かく: 1円単位で記録する必要はありませんが、できるだけ細かく記録することで、より正確な家計状況を把握できます。
- 家計簿アプリの活用: 最近では、スマホで簡単に家計簿をつけられるアプリも多くあります。レシートを撮影するだけで自動的に入力してくれる機能などもあり、便利です。
2. 生活保護受給の可能性
生活保護の受給には、いくつかの条件があります。主な条件は以下の通りです。
- 資産の活用: 預貯金や不動産などの資産がある場合は、原則として、それを活用してからでないと生活保護は受けられません。ただし、生活に必要な最低限の資産（例えば、自宅など）は、保護の対象となる場合があります。あなたの場合は、市から借りている土地に家があるとのことですが、この土地が生活に不可欠なものであれば、直ちに売却する必要はないかもしれません。
- 能力の活用: 働くことができる場合は、その能力に応じて働くことが求められます。あなたの場合、現在、就労が難しい状況とのことですが、今後の就労可能性についても、福祉事務所と相談する必要があります。
- 扶養義務者の扶養: 扶養義務者（親、子、兄弟姉妹など）がいる場合は、その扶養義務者からの援助が優先されます。あなたの場合は、兄と弟がいますが、それぞれ事情があり、頼ることが難しい状況です。この点も、福祉事務所に詳しく説明する必要があります。
- 他法優先: 他の制度（年金、手当など）を利用できる場合は、まずそちらを利用することが優先されます。お母様は年金を受給できないとのことですが、他の制度の利用可能性についても、福祉事務所と相談しましょう。
あなたの場合は、収入が21万円ありますが、支出の内訳によっては、生活費が不足する可能性があります。特に、お母様の通院費や、お子様の教育費などが大きな負担になっていると考えられます。生活保護の受給を検討するにあたっては、まず、お住まいの地域の福祉事務所に相談し、あなたの状況を詳しく説明することが重要です。福祉事務所のケースワーカーが、あなたの状況を詳しく聞き取り、生活保護の受給可能性について判断します。
生活保護申請の流れ
- 相談: まずは、お住まいの地域の福祉事務所に相談します。電話や窓口で相談できます。
- 申請: 相談の結果、生活保護の申請が必要と判断された場合は、申請書を提出します。
- 調査: ケースワーカーが、あなたの収入、資産、家族関係などを調査します。
- 決定: 調査の結果に基づいて、生活保護の受給の可否が決定されます。
- 保護開始: 生活保護が決定された場合は、保護費が支給されます。
3. 相談窓口と利用できる制度
生活保護以外にも、利用できる制度や相談窓口があります。以下にいくつか例を挙げます。
- 自治体の福祉事務所: 生活保護に関する相談はもちろんのこと、様々な福祉サービスに関する情報提供や、他の制度への案内も行っています。
- 民生委員: 地域に密着した活動を行っており、困窮者の相談に乗ったり、必要な支援につなげたりする役割を担っています。
- 社会福祉協議会: 地域住民の福祉に関する相談を受け付けています。資金の貸付や、生活に関する様々な相談に対応しています。
- 母子家庭自立支援員: 母子家庭の生活や就労に関する相談に乗っています。
- 医療費助成制度: お母様の通院費を軽減できる制度がないか、自治体に確認しましょう。
- 児童手当: 中学生のお子様には、児童手当が支給されます。
- 就労支援: 就労支援に関する情報を集め、就労に向けた準備をしましょう。
これらの制度や相談窓口を積極的に活用し、あなたの状況を改善するためのサポートを受けましょう。
4. 今後の具体的な行動
あなたの置かれている状況を踏まえ、今後の具体的な行動を以下にまとめます。
- 家計簿の作成: まずは、家計簿を作成し、収入と支出を正確に把握しましょう。
- 福祉事務所への相談: お住まいの地域の福祉事務所に相談し、生活保護の受給可能性について相談しましょう。
- 他の制度の利用検討: 医療費助成制度や、その他の利用できる制度がないか、自治体に確認しましょう。
- 親族との連絡: 兄や弟に、現在の状況を説明し、可能な範囲での協力を仰ぎましょう。
- 就労支援の検討: 今後の就労可能性について、福祉事務所やハローワークに相談しましょう。
これらの行動を一つずつ実行していくことで、あなたの生活状況を改善するための道が開けるはずです。焦らず、一つずつ問題を解決していくことが大切です。
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まとめ
66歳のお母様、高校生と中学生のお子様を抱えるシングルマザーとして、経済的な困難に直面されているあなた。生活保護の受給は、あなたの状況を総合的に判断して決定されます。まずは、家計簿を作成し、収入と支出を正確に把握することから始めましょう。そして、お住まいの地域の福祉事務所に相談し、生活保護の受給可能性について相談してください。同時に、他の制度の利用や、親族との連携も検討しましょう。焦らず、一つずつ問題を解決していくことで、必ず道は開けます。あなたの未来が明るいものとなるよう、心から応援しています。