スナックでの暴行事件！後遺障害と賠償請求の勝算は？弁護士選びのポイントも解説
スナックでの暴行事件！後遺障害と賠償請求の勝算は？弁護士選びのポイントも解説
今回のQ&Aは、スナックでのトラブルから発展した暴行事件について、被害者の方の抱える疑問や不安にお答えします。法的観点からの勝算や、今後の立ち回り方、弁護士選びのポイントまで、具体的なアドバイスをさせていただきます。
まず、今回の事件の概要を整理し、法的側面から見ていきましょう。
とあるスナックで席を5つほど離していた老人に肩を捕まれ擦過傷を追い、 痛みと言っている意味のわからなさからグラスからビールをかけたら 胸倉をつかまれ身に着けていた30000ほどの上着が破れました。 私も抵抗して薄いポロシャツをつかみ返してやぶりました。 「お前、ネットで悪さしてると捕まるぞ」といわれました。 当然無視を続けましたが、肩を捕まれ顔を近づけられツバをかけられた流れ となります。 その後つかみ合いになり私がしりもちをついたところで上から顔面を殴られました。 つかみ合いの最中に首からの異音もあったため警察と救急車を呼びました。 頚椎捻挫、左手首打撲、右肩擦過傷、右頬打撲の診断書はその日に受け取りました。病院の営業時間にあわせて再度診察した際に腰の打撲、首裏の引っかき傷が 認められました。 現在事件発生から1ヶ月が経過しておりますが左腕の痺れが残っておりリハビリに通っております。 警察へは4日後に私への生涯罪としての被害届が受理されましたが、1ヶ月たって現在、警察官からは「相手が診断書をとってきたら障害罪の届けがでるし、ビールをかけてるから暴行罪としての被害届がでるかもよ」といわれて私の被害届提出をけん制するうごきがありましたが、いまだ呼び出しはありません。 現在、民事裁判の準備をしており、第三者行為による届けを提出して通院していますが腕の痺れと腰の痛みはのこりそうです。 弁護士からも「治療が終わってから再度面談にきて」といわれております。 この容疑者についてですが、以前お互い殴り合いをしており、私はメガネを破損されておりそのときは相手から「被害届を出さないならメガネ代は出す」といわれて 被害届はださなかったのですがそのまま逃げた方です。 現場のスナックで1年ぶりに鉢合わせになったら向こうから因縁をつけてきた感じですね。また、この口論でGPS付端末が亡くなりました。GPSの反応をPCで確認しましたが反応が出ておりません。「店で紛失しているなら出ているはずですが、でていないということは容疑者が海や池に沈めたか車に踏ませたか？」と警察にはつ与えています。 このまま後遺障害証明を医師に書いていただき、賠償請求をする考えでいますが 勝率としてはどうなのでしょうか。医師判断としても一生残るといわれています。 麻痺の度合いですが、左手小指と薬指に力が入りません。右が40KGの握力に対して左は21KG程度です。また、弁護士の「治療が終わってから再度面談にきて」という発言も感じがいいともいえず、他の弁護士を立てようかと考えています。 事例から私の勝率や今後立ち回り方についてご教示いただけますと幸いです。
非常に複雑な状況ですね。今回のケースは、刑事事件と民事事件が絡み合っており、それぞれ異なる視点からの対応が必要です。以下、詳細に分析していきます。
1. 事件の法的整理と今後の見通し
1.1. 刑事事件について
まず、刑事事件におけるあなたの立場と、今後の見通しについて解説します。
- 被害届の受理と警察の対応: あなたは既に被害届を提出し受理されています。しかし、警察官から「相手が診断書を出したら…」という言葉があったように、相手側からの反撃も予想されます。これは、双方に過失がある場合、警察が慎重になる傾向があるためです。
- 罪状の可能性: あなたがビールをかけた行為は、状況によっては暴行罪に問われる可能性があります。一方、相手の行為は傷害罪や暴行罪に該当する可能性があり、より重い罪に問われる可能性が高いです。
- 今後の刑事手続き: 警察の捜査は、証拠収集と双方の供述に基づき進められます。あなたの負った傷害の程度、相手の行為の悪質性、そして双方の言い分が重要な判断材料となります。
1.2. 民事事件について
次に、民事事件におけるあなたの立場と、今後の見通しについて解説します。
- 損害賠償請求: あなたは、相手に対して損害賠償請求を行うことができます。損害賠償の対象となるものは、治療費、慰謝料、休業損害、後遺障害による逸失利益などです。
- 後遺障害の認定: 今回の事件で最も重要なのは、後遺障害の認定です。医師の診断書に基づき、後遺障害の等級が決定されます。この等級によって、賠償額が大きく変わります。
- 裁判の準備: 現在、民事裁判の準備を進めているとのことですが、証拠収集が重要です。目撃者の証言、診断書、治療経過、GPS端末の紛失に関する証拠など、あらゆる証拠を収集し、弁護士と連携して裁判に臨む必要があります。
2. 勝訴の見込みと、具体的な戦略
今回の事件における勝訴の見込みと、具体的な戦略について解説します。
2.1. 勝訴の見込み
今回の事件は、相手の行為が暴行・傷害に該当する可能性が高く、あなたに後遺障害が残る見込みであることから、民事訴訟においては、勝訴の可能性は高いと言えます。ただし、相手の反論や、あなたの過失の程度によっては、賠償額が減額される可能性もあります。
2.2. 具体的な戦略
- 証拠の収集:
- 目撃者の確保: 事件を目撃した人がいれば、証言を得ておくことが重要です。
- 診断書と治療記録: 医師の診断書や治療記録は、傷害の程度を証明する重要な証拠です。
- GPS端末の紛失: GPS端末の紛失について、警察に捜査を依頼し、証拠を確保しましょう。
- 写真や動画: 傷の状況や、事件当時の状況を記録した写真や動画があれば、有効な証拠となります。
- 弁護士との連携:
- 専門性の高い弁護士: 刑事事件と民事事件の両方に精通した、経験豊富な弁護士を選任しましょう。
- 密なコミュニケーション: 弁護士と密に連携し、事件の進捗状況や戦略について、常に情報共有を行いましょう。
- セカンドオピニオン: 現在の弁護士との関係に不安がある場合は、他の弁護士に相談し、セカンドオピニオンを求めることも検討しましょう。
- 示談交渉:
- 早期解決の可能性: 裁判を起こす前に、相手との示談交渉を試みることもできます。示談が成立すれば、早期に解決することができます。
- 弁護士の役割: 示談交渉は、弁護士に任せるのが一般的です。弁護士は、あなたの代理人として、相手と交渉し、適切な賠償額を提示します。
3. 弁護士選びのポイント
弁護士選びは、事件の行方を左右する重要な要素です。以下のポイントを参考に、信頼できる弁護士を選びましょう。
- 専門分野: 刑事事件と民事事件の両方に精通している弁護士を選びましょう。
- 経験と実績: 暴行事件や傷害事件の解決実績が豊富な弁護士を選びましょう。
- コミュニケーション能力: あなたの状況を理解し、分かりやすく説明してくれる弁護士を選びましょう。
- 相性: 信頼できると感じる、相性の良い弁護士を選びましょう。
- 費用: 弁護士費用は、事件の難易度や弁護士によって異なります。事前に費用について確認し、納得できる弁護士を選びましょう。
4. 今後の注意点
今回の事件で、今後注意すべき点について解説します。
- 警察との連携: 警察の捜査状況を把握し、必要に応じて協力しましょう。
- 医療機関との連携: 治療を継続し、後遺障害の診断を受けるために、医療機関と連携しましょう。
- 精神的なケア: 事件による精神的な負担を軽減するために、必要に応じてカウンセリングを受けることも検討しましょう。
- 情報収集: 類似の事件に関する情報を収集し、参考にしましょう。
今回の事件は、あなたにとって非常に辛い経験だったと思います。しかし、諦めずに、適切な対応をすることで、必ず解決の道は開けます。弁護士と連携し、証拠を収集し、粘り強く交渉することで、正当な賠償を受けることができるはずです。
今回のケースでは、後遺障害の認定が非常に重要になります。専門医の診断を受け、適切な等級を認定してもらうことが、賠償額を左右する大きな要素となります。
また、弁護士との相性も重要です。もし現在の弁護士との間で不安を感じるようであれば、他の弁護士に相談し、セカンドオピニオンを求めることも検討しましょう。
最後に、今回の事件が、あなたにとって良い結果となることを心から願っています。
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まとめ
- 法的整理: 刑事事件と民事事件が絡み合っており、それぞれ異なる対応が必要。
- 勝訴の見込み: 後遺障害が残る見込みであれば、民事訴訟での勝訴の可能性は高い。
- 具体的な戦略: 証拠収集、弁護士との連携、示談交渉が重要。
- 弁護士選び: 専門性、経験、コミュニケーション能力、相性、費用を考慮。
- 今後の注意点: 警察との連携、医療機関との連携、精神的なケア、情報収集。
今回の事件は、あなたにとって非常に辛い経験だったと思います。しかし、諦めずに、適切な対応をすることで、必ず解決の道は開けます。弁護士と連携し、証拠を収集し、粘り強く交渉することで、正当な賠償を受けることができるはずです。
今回のケースでは、後遺障害の認定が非常に重要になります。専門医の診断を受け、適切な等級を認定してもらうことが、賠償額を左右する大きな要素となります。
また、弁護士との相性も重要です。もし現在の弁護士との間で不安を感じるようであれば、他の弁護士に相談し、セカンドオピニオンを求めることも検討しましょう。
最後に、今回の事件が、あなたにとって良い結果となることを心から願っています。